かびとりいっぱつの効果や口コミまとめ。どこで買える？

お風呂やキッチンにできてしまったカビって中々取れませんよね。

特に黒カビは根を張って増殖するので、ゴシゴシしただけでは取れません。

我が家のお風呂のゴムパッキンに付いた頑固な黒カビはカビキラーやハイター、オキシクリーンでは落ちませんでした。

軽いカビで、家にあるもので試してみたいという方はこちらの記事も参考にしてください。https://chimu3838.net/kurokabi-gomupakkinn/

何を試しても落ちなかった頑固な黒カビが落ちると噂の「かびとりいっぱつ」。

この「かびとりいっぱつ」が黒カビにどの程度効くのか効果や口コミ、販売店などまとめました。

かびとりいっぱつとは
口コミまとめ
ホームセンターやドラックストアには売ってるの？
通販サイトで購入することができる
実際にどのくらいおちるのか検証
まとめ

かびとりいっぱつとは

鈴木油脂工業(株)が販売しているジェル状のカビ取り剤です。

ゴムパッキンやタイルの目地、シリコンコーキング内部に食い込んだ頑固な黒カビも強力に除去します。

成分

かびとりいっぱつに含まれる成分は以下の通りです。

・次亜塩素酸塩
・ゲル化剤
・水酸化カリウム(0.9%)
・主成分界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)

次亜塩素酸塩は、匂いを分解する力、洗浄力、漂白力・殺菌力が非常に強い成分を持ち合わせています。

カビキラーや漂白剤のハイターと同じ成分が使われているので、塩素の力でカビを落とすということになります。

水酸化カリウムは廃油、毛髪による配管つまりの洗浄剤や石鹸の材料として使われています。

洗浄力に優れ、特に油分の多い汚れに効果を発揮します。

界面活性剤は水と油を混ぜ合わせる働きがあり、「かびとりいっぱつ」に含まれる非イオン界面活性剤にはカビに対する殺菌力はないものの洗浄効果と浸透性に優れています。

ゲル化剤はその名の通り、液体をゲル化する物質なので、「かびとりいっぱつ」はこの成分によって液だれしにくいジェル状になっているんです。

ジェルによって密着度が増し、繊維の奥まで浸透することによって黒カビの根本から除去してくれます。

次亜塩素酸塩の含まれるカビキラーやハイターなどのカビ取り剤は、液状で黒カビを落とす前に流れ落ちてしまうというデメリットがあるので、この点においても優れていることがわかりますね。

容量

「かびとりいっぱつ」は２種類存在します。

「かびとりいっぱつ」・・・・５００g　　　
「かびとりいっぱつ185」・・１８５g

違いは500gか185gかの容量の違いだけで中身は同じです。

「500gは思った以上に大きい」という声も多数あるので、汚れがどのくらい存在するのか確認してから選ぶといいですよ。

ちなみに185gも思ったより大きくてびっくりしました。

15センチ定規と比べても大きいのが分かります。

一般的なアパートのお風呂なので、こんなに使わないだろうから実家にあげようと思っていましたが、「あ！ここも！こっちも！全部塗っちゃえ！」となり、ほとんど使い切ってしまいました。

500gと500円ほどしか変わらないし、意外と500gでも良かったかも…

未開封での使用期限は1年くらいを目安とされていますよ。

かびとりいっぱつの使い方

「かびとりいっぱつ」は塗るだけの簡単な使用方法ですが、いくつか注意点があります。

①必ず換気をよくしてから使用して下さい。
②カビ以外の汚れはふき取るか水洗いし、よく乾かしておきます。
③変色のおそれのある部分はマスキングテープなどで養生しておきます。
④黒カビを覆うように塗布します。（必要に応じてヘラ、薬品用刷毛などを使用します。）
⑤黒カビが消えるまで放置した後（1～24時間）、歯ブラシなどでこすりながら水洗いしてください。

「かびとりいっぱつ」はハイターなどに比べ、刺激臭が少ないのが特徴ですが、塩素系の薬剤ですので、きちんと換気をしてから使用しましょう。

また、漂白作用もあるので変色の心配がある部分にはマスキングテープなどで保護しましょう。

「かびとりいっぱつ」は半透明なので、カビ除去の経過がわかります。

時間をおいて少しでも黒カビの色が薄くなってきたら反応している証拠なので、すぐに洗い流さずに消えるまで放置しましょう。

【用意するもの】

・かびとりいっぱつ
・ゴム手袋
・掃除用ブラシまたは歯ブラシ
・ヘラ（必要に応じて）
・マスキングテープ（必要に応じて）
・キッチンペーパーもしくはラップ（必要に応じて）

カビのある部分のほこりなどを取り、水分を拭き取りましょう。

カビ部分に「かびとりいっぱつ」を塗布し、数時間放置したら洗い流しましょう。

浸透力を高めるためにキッチンペーパーやラップで蓋をすると、液だれの心配もなくなりますね。

使えるところ

・浴室や冷蔵庫、窓のパッキン
・浴室内のシリコンコーキング
・タイル目地
・壁
・シャワーホース、シャワーカーテン
・水回りの小物類に発生したカビ

使えないところ

・ホーロー
・金属製品
・木製品
・壁紙
・砂壁
・漆喰壁

口コミまとめ

良い口コミと悪い口コミの評判をまとめました。

良い口コミ	悪い口コミ
・なかなか取れなかった黒カビがとれた・カビハイターで落ちなかった汚れが落ちた・透明なので落ちてるかどうか経過がわかる・匂いが少なくて良い	・数年経った頑固なカビは落ちなかった・ゴムパッキンが変色してしまった・値段が高い

本当に一発でカビが取れたという口コミが圧倒的に多いです。

ジェルより固いゼリー状で垂れ落ちにくいので成分がカビに密着・浸透することから、塗るだけで手間がかからないのもいいですよね。

スプレーでは難しい天井などの高い場所にも使用できます。

反対に壁や床全体などの広範囲には手間やコスト面でも不向きです。

先端が細くなっているので、狭く細い場所のカビ取りをメインに考えておくといいでしょう。

また、蓄積されたカビには効果がなかったとの声もありました。

ですが、一度で落ちなくても数回繰り返すことで綺麗になったという声も多いので、あきらめずに何度も挑戦したら綺麗になりそうですね。

塩素系といえば刺激臭が強いのが気になるという方多いと思いますが、匂いは気にならないとの口コミが多く、私もまったく気になりませんでした。

しかし個人差がありますので、きちんと換気してから使用してくださいね。