皆さん、こんにちは。ちむ子と申します。
妊活してる方にとって基礎体温を測ることは毎朝のルーティンになってるのではないでしょうか。
毎月の基礎体温とにらめっこしてしまう…
あるあるだと思います。
基礎体温といえば、着床の時期に一時的に体温が下がるインプランテーションディップご存知ですか?
今回は、
・いつくらいに起きるものなの?
を解明したいと思います。
インプランテーションディップとは
妊活界隈では恐らく有名だと思いますが、
インプランテーションディップ(implantation dip)は、もともとは海外で広く知られている言葉で、直訳すると「implantation=着床」「dip=一時的に下がる」という意味です。
排卵後から始まる高温期の途中で、一時的に体温が下がる現象をいいます。
インプランテーションディップは医学用語ではなく一般的に言われているもので、この考え方が正しいのかどうかまだきちんと調べられていませんが、「着床によって起こる現象の1つではないか」と考えられているそうです。
着床出血や着床痛と同じように妊娠兆候のひとつと考えられていますが、妊娠していても必ずしもインプランテーションディップが起こるわけではありません。
迷信のようなものですね。
ですが、妊活してる方にとってはとても気になることですよね。
インプランテーションディップがなぜ起こるのかは医学的に解明されていないので、一般的な俗称として使われています。
医学的なものではないのにここまで広まっているってすごいですよね。
そうなると信憑性が高いのでは?と思ってしまいますね。
着床の時期に見られる現象ではありますが、実際に着床が基礎体温にどのように影響しているのか、基礎体温が下がるメカニズムはわかっていないものだそうです。
ですので、体温が何度変動するかなど、特定の定義もありません。
インプランテーションディップはいつからいつまで?
インプランテーションディップは高温期の途中に起こる
インプランテーションディップが起こるのが、高温期の約7~8日目とされています。
排卵が起こると基礎体温は高温期に移行します。
受精が成功し、受精卵は分割を繰り返しながら卵管をたどり、4~6日ほどかけて子宮へと運ばれます。
受精から約7日目となり、着床を開始します。
そして約5日間かけて着床を完了します。
インプランテーションディップが起こるとされているのは排卵から約7日目頃で、約14日間続く高温期の半ばになります。
着床時期としっかりマッチするため、インプランテーションディップが着床の兆候ではないかと考えられているのです。
インプランテーションディップが起こる期間
インプランテーションディップは通常1~2日ほどの短い間隔で終わり、一時的に体温が低下した後は、再び高温期に戻ります。
低温が3日間以上続いたときは、インプランテーションディップではなく低温期に入ったのだと考えられます。
体験した方の基礎体温を見ると、1日だけ下がる方が多い印象です。
高温期は10~14日間続くのが正常です。
これはプロゲステロンを分泌する黄体の寿命が約14日間であるためですので、もしも高温期が9日よりも短い場合、「黄体機能不全」が疑われます。
子宮内膜の成熟ができていない場合、受精したとしても着床できず不妊症を引き起こすこともあるので、早めに受診したほうがいいと思います。
私は以前、生理不順で受診したところ「子宮内膜が薄いから妊娠しないよ」と言われました。
高温期も14日間あったので驚きましたが、そのようなケースもあるので早めの受診も大事ですね。
そして、漢方薬での治療をし、無事に妊娠することができました。
何度下がる?
インプランテーションディップがみられたケースでは、基礎体温が0.2℃ほど下がるといわれています。
しかし、0.2℃以上下がったという体験談もあり、一概に「何度下がれば着床した」とは言いきれないようです。
結局のところ、医学的に証明されておらず、我々が勝手に思い込んでいるようなものなのではっきりとした答えはないのだと思います。
これってインプランテーションディップ?
私が付けていた基礎体温表です。
9日目でほんの少し下がっているのですが、これはさすがに違いますよね・・・?笑
排卵日前のグラフがなく、見づらくてごめんなさい(汗)
排卵日の前はもっと体温が低く、排卵後から高温期に移っています。
睡眠時間、室温、測り方によって多少の変動がある基礎体温。
0.1℃くらいじゃインプランテーションディップではなさそうですよね…
ですが、9日目周辺が安定して同じくらいの体温なので下がっているのが目立ちますね。
後付けにはなりますが、見ての通りこの時妊娠しております!
ちなみに妊娠兆候の一つである、2段上がりも経験しています。
2段上がりについてはこちらの記事に書いてあります。
この基礎体温表、第二子の時のものなのですが、実は第一子でも経験しているんです。
第一子の時で経験していたので、あ!これはインプランテーションディップ!?と思ったのですが、データを遡っても見つからず…参考にならずすみません…
ちなみに2段上がりも第一子の時に確認できていました。
しかし、基礎体温は測り方が難しく、計測ミスで高温期中に体温が下がることはよくあることです。
もしかして?と思ってもこの程度の下がり具合だとよくあることかな?と悩む無限ループ。
でもこの日だけ下がっているのでインプランテーションディップだと信じたいですね。
そして、高温期13日目で妊娠検査薬を試したところ陽性反応出ました。
私的にインプランテーションディップ的なものと二段上がりの他の妊娠兆候としては、とにかく眠い、疲れやすいがありました。
なんとなくいつもの生理前と違うなーという感じがあったのでフライングですが、検査してしまいました。
皆さんは生理予定日から1週間程経った後に検査してくださいね。
まとめ
結局のところ、インプランテーションディップは信じている者の間で噂になっているものなんだと思います。
最終的に妊娠した時の基礎体温で判断みたいなところもありますよね。
私は信じるタイプなので、一瞬下がったときは「もしかして…!?」と思ってしまうほうです。
それで妊娠しなかった時もあるので何とも言えないですけどね。(笑)
なので、インプランテーションディップがあってもなくても、それによって落ち込んだり過度の期待をするのはやめましょう。
考えすぎはストレスになり、ホルモンバランスに悪影響を及ぼすこともあります。
後々、「あれってインプランテーションディップだったのかも!」くらいのメンタルでいられるといいですね。
よく、「気にしなくなったころに妊娠した」、「諦めたころに妊娠した」という話を聞きますが、妊娠するための環境づくりをしながら、心にゆとりを持って生活することが妊娠の近道なのかもしれませんね。