【体験談】切迫早産で27週から入院。退院後、すぐ出産になるの?【子宮頸管無力症】

妊娠・出産
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皆さん、こんにちは。

私は一人目の子を妊娠中、切迫早産と診断され、2か月と少しの間入院生活を余儀なくされました。

切迫早産とは早産になりかけているということなので、点滴とほぼ寝たきり生活で赤ちゃんが下りてくるのを防いでいました。

入院するほどなので、退院したらすぐ生まれてしまうのでは?と思いますよね。

今回は私が退院する直前から出産までのお話をしたいと思います。

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27週の検診で即入院

私の切迫早産の原因は子宮頸管の短縮が原因でした。

子宮頸管が短くなる原因においては不明なことも多く、私の場合も原因がわかりませんでした

特に自覚症状もなく、23週で子宮頸管が短くなっていると言われ、25週の検診で子宮頸管が25ミリと診断されました。

その後の27週の検診では、18ミリと診断され、即入院。

二人目の妊娠時でも子宮頸管の短さを指摘され、子宮頸管無力症と診断されているので完全な体質のようです…。

二人目の時には20週でシロッカー手術を受けています。

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子宮頸管無力症とは

白い封筒に緑と銀の聴診器

子宮の出口にあたる部分の内子宮口と外子宮口の間を結んでいる管を子宮頸管と言い、その子宮頸管が短くなったり、ゆるんだりする状態のことを言います。

子宮頸管無力症になると、お腹の張りや不正出血、腹痛などの自覚症状がないまま子宮頸管の短縮や子宮口が開いてしまい、流産や早産の原因となります。

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37週まで入院決定

37週までめちゃめちゃ長かった…。

入院時の週ごとの子宮頸管長やベビーの体重など病院での経過はこちら

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病院の方針で37週の正期産まで入院することになり、36週6日の朝に点滴を終了することになりました。

点滴を抜くとほぼほぼ「張り返し」がくると説明されました。

「張り返し」とは張り止めの薬を減らしたり無くしたりした時に起こることがある、強いお腹の張りのことを言う場合が多いようです。

張り返しが痛みに繋がってそのまま陣痛がくれば出産になります。

予測できないので、どうなるか分からないドキドキで緊張していました。

2か月も外に出ていないので、外食がしたくてたまらなくて・・・

何とか一食だけでも…と祈っていました(笑)

36週6日で点滴を外す

いよいよ36週6日の朝になり、点滴をぬきました。

「張りの間隔が10分間隔くらいなら大丈夫だよ」と言われていたのですが、割とすぐに5分間隔になっていました

もう覚悟していましたよ(笑)

しかも午後のNSTでは2.3分間隔になっていたようでした。

しかし痛みにつながるものはなく、内服薬を飲んで過ごすことになりました。

お腹の張りは頻繁にあったものの、相変わらず痛みはなく、無事に朝を迎えました

37週退院

私の場合、退院するころには子宮口が3センチ開いていました

子宮口の開きもあったので、看護師さんたちからも「ちむ子さんはすぐだと思うよ~、待ってるね」なんて言われていました。

入院時に知り合った子宮頸管短縮での切迫早産患者の方が2人いたのですが、どちらも退院したその日に陣痛がきたと言っていました。

家でゆっくりしたい気持ちと「こんなに長く入院生活頑張ったんだから遅くてもなんだかなあ」の気持ちが入り混じっていました。

退院後はいつ生まれても大丈夫なので、毎日のようにお出かけしました。

2か月外に出られなかったのと、出産後もしばらくはお出かけできなくなってしまいますからね。。

そのせいか退院3日後の検診では子宮口が4センチも開いていました

ネットで調べてみると、4センチも開いていると陣痛が来ているという方が多いみたいですね。

先生にも「まもなくだね」と言われ、数日中には…と思っていたのですが、中々来ず。

周りからも「まだなの?」とプレッシャーをかけられまくっていました…(笑)

38週2日で出産

朝、おしるしを確認

38週2日の朝に「おしるし」がありました。

おしるしとは、出産が近づき、子宮頸管が広がるときに子宮壁から卵膜が少しはがれることによる出血のことです。
その出血と子宮頸管付近の粘液が混ざったものを「おしるし」といいます。

病院に電話し、

最後の診察の時点で子宮口が4センチも開いてるからすぐ来てください!

入院セットを持って病院へ。

 

3時間で出産

病院に着いてからは大量の出血があったりしましたが、夜の7時まで痛みが強くならず、、、

子宮口は順調に開いており、張りもあるのに痛くない…という状況。

どうしたものかと思っていた矢先、いきなりお腹が痛くなり始めました。

それからあれよあれよと進み、3時間後に無事に出産しました。

分娩自体は早かったようですが、病院に1日中いたのでやっと終わった…という感じでした。

子宮口全開大(10センチ)になるまでいきむのを我慢するのですが、それがめちゃめちゃ難しかったです(笑)

いきんでしまうと産道がむくんだり、傷ついてしまう可能性があるそうです。

子宮口全開大になって、いきむことへのお許しが出てからは全力を出したのですが、赤ちゃん出て来ずで結局会陰切開してもらいました。

会陰切開とは会陰の裂傷を予防して、分娩時間を短縮し母体と赤ちゃんの安全を確保する目的で、あらかじめ会陰を小さく切開しておくことをいいます。

私が出産した病院では事前に会陰切開を希望するかしないか伝えておくシステムで、わたしはこだわりがなかったのでどちらでもいいと伝えていました。

子宮口全開大になってから1時間も経っているのでお手伝いしますねー。

勝手に一時間が目安なのかなと思いました。

入院による体力と筋力の衰えが限界を迎えていたので、もう無理だろう…と察してくれたのもあるかもしれません。

会陰切開してもらってからは驚くほど早く赤ちゃんが出てきました。

ちむ子
ちむ子

こんなに早いならもっと早く切ってくれよー泣

ベビーの体重

出産が終わり、放心状態でいると驚きの一言。

3250グラムです。

え⁉そんな大きかったの…

退院した時には3000グラムくらいあったのでは、と思いました。

出産予定日の40週まで持ちこたえていたら結構なビックベビーだったかもしれないと思うと恐ろしいですね。(笑)

入院中頑張った(寝てただけ)おかげで、赤ちゃんもすくすく育ってくれていたみたいです。

予想外に大きかったけど、赤ちゃんも頑張って大きくなってくれてホッとしました。

おわりに

切迫早産と診断されている方にとって出産が早くなるかどうかは気になるところですよね。

私の場合は退院の時点で子宮頸管20ミリほど、子宮口3センチ開いている状態でしたが、意外と38週2日まで持ちました

念願の外食もたくさんできたので、個人的には嬉しかったです。

退院してすぐに出産した方もいるので個人差がありそうですが、みんながみんな早いというわけではなさそうですね。

37週からは正期産となるので、せっかちな子なのかな?マイペースな子なのかな?と予想するのも楽しいかもしれませんね。

頑張ったママの可愛い赤ちゃんの誕生を心より願っています。

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