シリンジ法での妊娠体験談。膣内射精障害の治療には手術が必要だと思ってた…。

妊娠・出産
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皆さんこんにちは。ちむ子と申します。

妊活や不妊症という言葉、最近よく耳にしますよね。

不妊症というと女性が原因と思われがちですが、男性にのみ原因があるカップルは24%もいるんです。

その中でも、旦那さんが膣内射精障害だというカップルもいると思います。

実際私の周りでは妹夫婦がそうでした。

どのように妊活していたかというと、クリニックにも通っていましたが、結果としてはシリンジ法で妊娠しています。

そこで、今回は膣内射精障害によるシリンジ法での妊活について妹夫婦の体験談をご紹介したいと思います。

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膣内射精障害とは

マスターベーションでは射精が可能であるにもかかわらず、性行為時に射精ができない状態のことを膣内射精障害と言います。

近年増加傾向であり、厚生労働省の調査では、男性不妊症の原因の7%を超えることがわかっているそうです。

原因

腟内射精障害の原因の過半数は「思春期からの不適切なマスターベーション」です。

また、それ以外にもパートナーとの関係性の問題や、アダルトビデオを見ながらでないと射精できないといった性癖の問題その他心因性などの要因もあります。

そこで効果的な妊活方法として、シリンジ法が挙げられています

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シリンジ法

シリンジ法とは、ご家庭内で男性がマスターベーションで採取した精子を、シリンジ(針のない注射器のようなもの)を使って、女性自身が自ら腟内に注入する方法です。

キットを使ってご自身で精子を膣内に入れる方法なので、性交渉を持たずに自宅妊活ができる方法です。

クリニック通いよりも時間や費用の負担が少ないため、性行為が難しいご夫婦やタイミングを取っての性行為が難しい場合にも活用できます。

シリンジ法での妊娠率

シリンジ法は性行為よりも時間を短くして簡単に行うことができるため、性行為よりも回数を増やすことが可能です。

回数が多いほど膣内に精子が残っている確率が高くなるため、いつ排卵が起きても受精することができます。

そのためシリンジ法は性行為よりも妊娠率をあげやすいと考えられているそうです。

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体験談

今回は妹の体験談になりますが、私自身も妊活していたこともあり、一緒に悩んできたので、妹の協力を得て、ご紹介したいと思います。

悩んでいる方にとって参考になれば嬉しいです。

妹夫婦は夫さんが10歳近く年上で、付き合っているときに海外転勤が決まり、その流れで結婚しました。

妹が20代前半だったことや、海外で出産、子育ては厳しいとのことで子供はまだだよねとなったそうです。

妊娠したら日本で…とも考えたそうですが、できればパートナーと一緒に子育てしたいですよね。

私が出産した時はコロナが流行りだした時で、夫と離れて田舎の実家に身を潜めていましたが、自分一人(と実家の家族と)で子育てしてる感覚になって夫に対してガルガル期が長引きました(笑)

やっぱり一緒に悩んで乗り越えることって大事ですよね。

脱線すみません(笑)

そしたら海外で過ごすうちにストレスとかの関係で膣カンジダになってしまって、それが嫌で夫婦生活を避けるようになってしまったそうです。

そんな生活が続くうちに膣内射精障害になってしまったと相談を受けました。

そうと知ってからはネットで検索しまくりました。

私も妹も最初の頃は、治療にはクリニック通いでの治療や手術しかないと思っていました。

射精障害は特効薬があるわけではなく、治療もリハビリやカウンセリングが必要となってくるため時間が長くかかり、治療が困難な場合も少なくありません

元々は射精障害じゃなかったからそのうち治るかなという思いと、とりあえず日本に帰ってから考えようとのことで、そこまで深刻に考えていなかったようです。

後、本人が気にしてなかったそうです(笑)

結局、3年の海外転勤が終わり、日本に帰ってきても変わらずで。

そろそろ妊活をと考えていても、病院に行こうと言いにくいし、言ってもやんわり断られるしで、気を紛らわそうと仕事を始めてしまうことに。

またもや3年経ち、とりあえず自分の検査と夫の精液検査だけでもと説得し、病院へ。

精液検査の結果は問題なし。

反対に妹の方がAMH値が低いという結果に。

AMH(アンチミューラリアンホルモン)とは、抗ミュラー管ホルモンのことで、残存する卵胞数の値のことです。

卵子の数のことですね。

この時20代後半でしたが、40代の卵子の在庫数と診断されました。

筆者も妊活時、子宮内膜が薄くて妊娠するには時間がかかると言われていたし、自分は大丈夫だろうと思っていても、検査でわかることもあるので早めの検査が大切だと思いました。

そんなこともあって、すぐに人工授精を始めることに。

パートナーも検査で問題なしだった安心からか協力的になってくれたみたいで(笑)

気持ち的な問題って結構ありますよね。

何か問題がありそうで病院に行きたくない…とか。

何かあっても早期発見、何もなければ安心。病院大事ですね。

そしたら先生に「人工授精する日の前後でシリンジもやってみて」って言われたそうです。

そういうのって病院側が勧めてくれるのなんか意外でした。

それでネットで購入して、クリニックに行く2日前と2日後にすることに。

 

 

人工授精とシリンジの併用を2周期やって、3周期目では仕事の都合が合わなくてシリンジだけにしたらその周期で妊娠しました。

使い方はカップを広げて精液を取ってもらって、15分くらい置いてシリンジで膣に入れるだけ。

痛みは全くないそうで、思ったより細くて驚いたそうです。

入れた後は少し横になっていたみたいです。

「あまり周りで聞かないから半信半疑だったけど、簡単で負担も少ないし、効果も感じられて、もっと早く知っていたら…と思ったよ。」と言っていました。

まとめ

結果、シリンジ法で妊娠することができました。

こんなにも手軽な方法があるんだと知って驚きでしたし、少し拍子抜けな気もしますが、クリニックに行く時間や金銭的にも、試す価値は大きくあると思いました。

これから新しい妊活方法として主流になっていきそうですよね。

同じように悩んでいるご夫婦にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

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