皆さんこんにちは。ちむ子と申します。
私には二人子供がいるのですが、妊娠中どちらも切迫早産と診断されています。
切迫早産の人は「分娩時間が短い」とよく聞きますよね。
実際はどうだったのか、この記事では二人目の時の出産レポをご紹介します。
ちなみに一人目の時は27週で切迫早産と診断され、37週まで入院していました。
退院後、38週2日で出産、分娩時間は3時間2分でした。
人目の出産レポはこちら。
一人目の記事は昔のことを思い出しながら書いたので簡易的です。
https://chimu3838.net/seppakusouzann-syussannmade/
出産当日のレポは目次から飛んでください。
二人目では20週で子宮頚管無力症と診断され、シロッカー手術を受けました。
子宮頚管無力症とは、お腹の張り、不正出血や腹痛などの自覚症状がないまま子宮頚管が短くなったり、子宮口が開いてしまう症状です。
シロッカー手術とは、流早産を予防する目的で行われる治療法で、内子宮口を縛る手術のことです。
日をまたいで出産したので、出産する前日からのお話をします。
手術や抜糸を乗り越えながらのまさかの出産予定日を超え、40週1日での妊婦検診。
子宮口は4~5センチでした。
この日に促進剤をするかも?の話も出ていたのですが、ここまで開いてるから自然に陣痛くるまで待ちましょうということになりました。
しっかり目に内診グリグリをしてもらい、帰宅。
前回もですが、内診グリグリをするとすごくお腹が張る…
午前中に検診だったので帰宅し、お昼ご飯を食べてゆっくりしていると・・・
15時頃から不規則な張りと痛みが。
前回の分娩時間と子宮口の開きから、「不規則でもいいから痛みを感じたらすぐに病院に来て」と言われていました。
ですが、不規則すぎて中々電話できず。
横になってみたり座ってみたりしましたが、5分の時もあれば15分の時もあるという感じで。
その後も30分ほど仮眠できていたので、前駆陣痛だったのかなと思い気にしないことにしました。
前駆陣痛っぽい間隔と痛みが夜まで続き、21時頃になんかやっぱり痛い!
そう思った頃にはすでに5回ほど10分切っていました。
きっとすぐに病院に行くだろうと思い、少しご飯を食べて病院に電話。
案の定準備して来てくださいとのこと。
そのころには5~8分間隔になっていました。
ご飯を食べたのには理由があって、一人目の時は子宮口が開いてきているのにも関わらず、中々痛みが付いてこなくて、助産師さんに「ご飯食べたら痛み強くなることもあるからしっかり食べてね。」と言われたことを思い出しました。
当時は、病院で買っておいたご飯を食べたらすぐに痛くなって3時間後には産まれていたので、今回も早めに終わらせてやる!!という気持ちで食べて臨みました。(笑)
入院バッグの最終チェックをし、電話後20分くらいで家を出発し、20分ほどで着きました。
入院の前にコロナの検査をしないといけないので、検査をして20分待ち、陰性だったのでいざ分娩室へ。
NSTと子宮口チェック。
痛みが強くなるまで一人で戦います。
この時はまだまだ余裕があり、YouTubeを見たりして過ごしました。
22:48 子宮口は5センチで、痛みの間隔は5分間隔で、早い時は2、3分くらい。
最初はお股がぎゅーとする感じでしたが、だんだんと痛みも増してきて、お尻の方がズーンと痛くなってきました。
23:14 子宮口が6~7センチ開いていて、
赤ちゃんの入っている袋もふっくらしてきてるからもうじき破水するかも!1時間くらいで産まれるんじゃない!?
この時はほとんど一人で分娩室にいて、たまに助産師さんが来てくれて「耐えられないくらい痛くなってきたらナースコールで教えてね」程度で。
後1時間くらいで産まれるんじゃない?と言いながら放置かーい!って感じでした(笑)
上の子の時はコロナ前だったので立ち合いができたのですが、今回は立ち合いができないので話し相手もおらず、家族に実況報告したりYouTube見たりして過ごしました。
二人目だからかコロナ禍だからか深夜だからか、なんだかめちゃめちゃ放置された気がします。(笑)
3か月後に初産の妹が同じ病院で出産しましたが、助産師さんがずっと背中さすってくれて一人になることはなかったと言っていました。
何この対応の違い・・・(笑)
12:22 陣痛も2、3分間隔でだいぶ痛くなってきました。
それでもまだ放置です(笑)
12:30 さすがに耐えられないくらい痛くなってきました。
もうだいぶ痛いですー(汗)
今7センチだね。
一人目の時と比べてみると、7センチになるまでは今回の方が時間がかかっていました。
ですが赤ちゃんはかなり出口の方にいたそうです。
破水したら早いよ!破水と共に出ちゃうんじゃない!?
希望が見えてきたのも束の間、ここから中々進まず、、、
すぐだと思っていたから時間が長く感じました。
背中をさすってもらって何度も子宮口を確認してもらって、いよいよ
まもなく全開になるからいきんでいいよ!いきんだら破水するよ!
いきもうとするのですが、なんだかいきみ方を忘れてしまって。
あ、出そうです…
うん、赤ちゃんの頭だからそのままいいよ!
いきんでみたら「これだ!!!」と前回の感覚が戻ってきました。
何回か恐る恐るいきんでたら破水して、そこからは全力です。
破水してから子宮口全開になったそうです。
一人目の時は全開になってから1時間経っても産まれず会陰切開したので、今回も全然進まなかったらどうしようと不安が。
今思えば完全に切迫早産で2か月入院していたことによる、体力筋力の低下のせいだったなと思います。
1:05 「そろそろ産まれるから旦那さんとビデオ通話する?」と聞かれ、夫に「もう産まれるよ」と電話しました。
通話しながら出産する予定でしたが、「集中するから切る!」と切ってしまいました(笑)
ここからは一人目の時と全然違いました。
一人目の時は股にいる感覚がなかったのですが、今回はすごく感じました。
何回かいきむと、ついに「ドゥル」という感覚があって、
きた!!!!
と思って力を振り絞りました。
出た!!!と分かったのですが、なんだか「もう一回いきんで」と言われ、もう一度いきむとするんっと。
赤ちゃんが自分で肩を回しながら出てきたそうです。
1:19 3500gのお子が誕生しました。
ムチムチだねー!
妊婦検診で毎回平均より小さかったのに…
分娩時間は2時間半でした。
「いつから痛かった?」と聞かれ、「痛かったのは家にいる時からです」と言ったのですが、なぜか2時間半になっていました(笑)
一人目が3時間だからそれより短く書きたかった感がありました。
一人目の時は13時間病院にいて、全力で苦しみだした時間からの計算だったみたいで。
なんだか不思議に思い聞いてみると、実際担当した助産師さんにもよると言われました。
出産後、家族に連絡しながら処置。
胎盤出すのに時間がかかってて、痛いというか違和感というか。
胎盤は次の日に見せてもらいましたが、鶏肉のようでした。
へその緒と繋がっていた所とか説明してくれて、これがこう破水するのか~と神秘を感じましたね。
そして会陰を縫ってもらって、休憩する間もなく次の出産の人いるからと大部屋に連れていかれました。。。
大体分娩室で2時間くらい休憩させてもらえるはずなんですがね(笑)
個室希望でしたが空いておらず大部屋に。
無事に出産を終えてホッとするのも束の間。
待ち受けていたのは後陣痛でした。
ちなみに疲れ果てたのか熱も出ました。
後陣痛は経産婦によく見られるとは知っていたものの、こんなに痛いの!?というくらい痛かったです。
本当に陣痛並みに。
お腹さすっても痛いし、3日くらい続くと知って絶望だし。
眠れないほどだったので、ロキソニンを処方してもらいましたが、それでも全然良くならなくてほとんど眠れませんでした。
朝再びロキソニンをもらって、それからは飲まずに耐えられる程に。
そして朝からは赤ちゃんとの母子同室生活が始まりました。
深夜1時半に出産して後陣痛で眠れなかったのに、え!?もう朝から赤ちゃんと!?と思いましたよ(笑)
1人目の時と比べると中々鬼畜な対応なこと多いな・・・
「もう少し預かってください」と言えない小心者の私はなんとか5日間の入院を乗り越え、里帰り先の実家に帰りました。
結果、シロッカー手術をするほどだったのに実際の出産は出産予定日超えとなり、分娩もスピード安産でした。
シロッカー手術の抜糸をした37週から出産に至るまでの検診の様子、子宮口の開き、前駆陣痛の体験談はこちらの記事から是非読んでください。
分娩時間に正確さはないものの、やはり早い方だと言われます。
陣痛がきていない段階でも5センチも開いていたらそりゃ早いよなあと思ったりもしますが(笑)
切迫早産でも分娩時間が短いとなると頑張れる気もしますよね。
入院したり手術したり大変な思いもしましたが、苦しむ時間を短くしてくれたわが子に感謝です(笑)
私は一人目を38週2日、3時間で出産、二人目を40週2日、2時間半で出産となりました。
スピード安産ではありますが、私の体験談であってすべての方に当てはまるわけではありませんのでご了承ください。
こういう人もいるんだ程度に、切迫早産で入院だったり手術した方の希望になればいいなと思います。