子供の指しゃぶりによる影響と対処法。1歳8か月には絆創膏が効果的だった!

育児
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皆さんこんにちは。

皆さんのお子さんはどの指をちゅぱちゅぱしていますか?

うちの子は人差し指と中指をちゅぱちゅぱ。

暇さえあれば…暇でなくとも常に口の中。

歯並びに対する影響や衛生面からやめさせたい!と思うママは多いと思います。

そして私もその中の一人。

わが子は1歳8か月の時、とりあえず絆創膏をしてみたら2か月でやめられました!

2か月ほど絆創膏生活をしましたが、意外と効果的で驚いています。

2か月というと長い気がしますが、ストレスはお互いになかったと思います。多分(笑)

どんな2か月を過ごしたかほぼ日記です。

1歳8か月から2か月で指しゃぶり卒業!絆創膏で思ったより簡単にやめられました。
皆さんこんにちは。 指しゃぶりをいつどうやってやめさせるか悩みますよね。 うちの子は1歳8か月からチャレンジして2か月経ちましたが、絆創膏生活でやめられそうです。 ここではわが子の指しゃぶりをやめられるようになるまでの体験...

ここでは指しゃぶりで起こる影響や対処法を、実体験を交えてお伝えしたいと思います。

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指しゃぶりとは

指しゃぶりとは、指を上の歯の裏側にある「口蓋」という部分に押し付けるしぐさのことです。

特に幼児期のこどもによく見られる行動で、赤ちゃんや子供の健全な発達上の自然な行動として必要な反応だと言われています。

赤ちゃんにとっては楽しい遊びの一つであり、不安な気持ちを落ち着かせる役割や、集中力を高める効果もあります。

遊んだり落ち着かせているうちに習慣になって癖になっている子も多いですよね。

うちの子は完全に癖になっていますね。

眠い時はもちろん年がら年中しゃぶってるんで(笑)

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指しゃぶりはいつまでする?

赤ちゃんの発達には個人差があるため、いつまでするかは赤ちゃんにより異なりますが、一般には成長とともに自然に減っていくといわれています。

赤ちゃんがつかまり立ちやつたい歩きをはじめるようになると、両手を使う必要が出てくるため、指しゃぶりも減っていく傾向にあります。

3歳ごろまでは歯並びへの影響もないとされており、無理にやめさせる必要はないそうです。

たとえ上の前歯が前方に出てしまっていたりしても、徐々にもとの位置に戻っていくことが多いと考えられています。

4歳を過ぎても指しゃぶりをしている場合は、歯並びやかみ合わせが悪くなる原因になりますので、対応が必要とされます。

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年齢別指しゃぶりする理由

 乳児期

赤ちゃんはお腹にいる時から指しゃぶりをしておっぱいを飲む練習をしているので、その名残で指や手をしゃぶるのも原始反応のひとつです。
産まれて間もないころは、口のそばにきた指や物を無意識に吸っているだけで、5か月頃には、いろいろな物を手に取りしゃぶって形や味などを学習していると考えられています。
口に入れたり学習したり、このころの赤ちゃんにとって指はおもちゃなのです。
また、歯が生え始めるころには、歯茎のかゆみを和らげようとして手や指を噛んだりなめたりすることもあります。

1歳ころ

1歳になると、ひとりで歩くこともでき、物を使って遊ぶことを覚えます。
ほかの遊びができるようになると、指しゃぶりは減り、おもちゃに飽きたころに退屈しのぎや眠い時に見られるようになります。

2歳ころ

2歳前後になると、眠い時に指しゃぶりをすることがあります。

3歳ころ

言葉を使って伝えることができるようになったり、友だちと遊ぶようになると指しゃぶりは自然に減少します。
夜寝る時などにクセとして出ることがあっても、起きている時にはしなくなっていきます。
3歳まではやめさせる必要はないとされていますが、2〜3歳を過ぎてもタコができるほど指しゃぶりを続けている場合は、対処が必要になります。
親戚の子で、3、4歳まで指しゃぶりをしていて膿んでしまって麻酔しての治療と縫った子がいました。
やめさせるのも可哀想ですが、膿んだりしてしまうのはもっと可哀想なのでタイミングも大事だなと思いました。

4歳ころ

4歳を過ぎても続いている場合は癖になってしまっている可能性があり、自然になくなっていく可能性は少ないとされています。
また、やめていたのに再開してしまう場合は精神的に不安定になっているのかもしれません。
4歳以降の指しゃぶりは歯並びや嚙み合わせに影響が出ることがあるので、不安や緊張を緩和したり、手や口をよく動かしたりして、自然にやめられるように働きかけてあげましょう。

5歳過ぎ

5歳を過ぎるとほとんど見られなくなりますが、5,6歳になっても、まれに指しゃぶりをする子どもがいます。
癖であることや、不安やストレスであることが多いでしょう。
周りの大人たちが、やめられるよう働きかけをしてあげましょう。

指しゃぶりが起こす影響

指しゃぶりをしているときに、指を抜こうとしてみたことはありますか?

実は大人が口から指を引き抜こうとしても、なかなか抜けにくいほど強い力で指を吸っているのです。

指しゃぶりは3歳ごろまではやめさせる必要はないとされていますが、長時間、長期間にわたって強く指を吸い続けていると、歯並びや噛み合わせに影響が出る可能性があります。

歯並び、かみ合わせが悪くなることで起こる影響

歯並びや噛み合わせが悪いと、食べ物を噛みにくくなったり、発音しにくくなることがあります。

また、歯やあご、顔のかたちにも大きな影響が出てしまうことがあります。

指を吸うことで頬の筋肉が内側に強くおす力がかかり、顎の骨の成長が邪魔されるからです。

骨の成長が邪魔されると、歯並びがガタガタしてきたり、出っ歯や前歯がかみ合わなくなったりする原因になります。

しゃぶる指の種類や強さなどにより、現れる影響は異なりますが、上の前歯が前に出る、下の歯が後方へ押さえつけられる、奥歯をかみ合わせたときに上下の前歯の間に隙間ができる、奥歯をかみ合わせたときに横にずれている、顎が狭くなり、歯がきれいに並ばない等が考えられます。

歯並びや噛み合わせによる発音の癖

歯並びや噛み合わせの問題は、口呼吸や話し方の癖につながる場合もあります。

上下の前歯の間にすき間があると、発音する際に前歯のすき間に舌が入りやすくなるため、サ行やタ行、ラ行などが舌足らずな発音になる場合があります。

成長期に指しゃぶりをしていると、歯に余計な力が加わり歯の位置や傾きが悪くなることで、顔の骨格や歯の成長に影響を及ぼし、正しい位置に歯が並ばなくなります。

一度、形成されてしまうと小児歯科での矯正治療が必要になる場合もあるので、将来的な問題を避けるためにも指しゃぶりの癖は早めに改善できるといいでしょう。

指しゃぶりをやめさせる対処法

言葉で説明する

言葉が理解できれば、子供が納得して取り組めるよう「指しゃぶりをしない方がいい理由」を説明してあげましょう。
「手についているばい菌が口の中に入ったらどうなると思う?」などと、子ども自身が考えるように促すのもよいでしょう。
指しゃぶりが口腔内に悪影響を及ぼすことをわかりやすく話し、自覚をもたせることが大切です。

指しゃぶりをしなかったら褒める

何事も褒められると嬉しいですよね。
指を口に入れることを制止するのではなく、口に入れなかったときに褒めることで、こどもが自分の行動を自らで修正できるようになるといいでしょう。

積極的に運動をする

運動はストレス解消にもなりますよね。
不安や緊張などのストレスで指しゃぶりをすることもあるので、ストレスの発散には運動が効果的です。
気分転換でき、エネルギーを発散できるような外遊びをするとよいでしょう。
運動を通じて口や手を忙しく動かすことで、指しゃぶりの機会を減らすことも期待できます。
室内遊びの場合は工作や絵を描くなど、手を使う活動も指しゃぶりの解決に役立ちます。

手や口を使った遊びをたくさんする

昼間の退屈しのぎとして指しゃぶりしている場合は、積み木やおもちゃ、工作などをして遊びに興味を持たせることで、指しゃぶりの時間を減らしていきましょう。
手遊びによって、無意識に手を口にもっていくことを抑制することができ、指しゃぶりをしたいという気持ちを逸らすこともできます。

スキンシップを取る

指しゃぶりはこどもが安心感を得るための行動の一つです。
抱きしめたり、手をつないだりすることで、こどもは親から愛情や安心感を得られ、指しゃぶりの頻度を減らせる可能性があります。
一緒に絵本を読む、なぞなぞをする、一緒に公園で遊ぶなどスキンシップには様々な行動があるので指しゃぶりだけのためではなく、日常的にできるといいですね。

一緒に寝る

寝る前の習慣として指しゃぶりをしている場合は、子どもが安心して眠りに入ることができるよう添い寝をし、手を握ってあげながらトントンしてあげるなどが効果的です。
枕やお気に入りの人形を抱きしめるなど、こどもが安心できる方法を別に見つけることで、指しゃぶりの癖を自然に改善できることもあります。

 ご褒美を与える

カレンダーやシールなどを使って、指しゃぶりをがまんできたらシールを貼り、褒めるなどしてやる気を持たせる方法もあります。
大きい子にはお菓子やおもちゃをご褒美にするとやる気が出るでしょう。
指しゃぶりではないですが、上の子のトイトレの時は「何回おしっこ出来たらお菓子ね」「うんちできたらおもちゃ買おうね」でだいぶやる気を出していました(笑)

絆創膏を貼る

口にいれた瞬間に違和感を覚え、嫌な感覚は避けるようになります。
うちの子はこれが一番効果的でした。
最初の1か月は指しゃぶりを発見したら絆創膏を貼って、夜だけ解禁していました。
何度か自分で剥がしてはしゃぶったりしていましたが、剥がしても剥がしても付けられることに気付いたようで1か月たった頃には諦めてくれました(笑)
1か月たった頃から夜通し絆創膏を付けていたら慣れてきたのか特に剥がしたがる様子もありませんでした。
夜通し絆創膏から1週間経っても、剝がれているとたまにしゃぶってしまいましたが、そのまま続けていると遂に絆創膏がなくてもしゃぶらなくなりました!
習慣化には平均66日間かかると言われているので根気は必要でしたが、お互いにそこまでのストレスはなかったんじゃないかなと思います。
とりあえずは絆創膏を貼ってみるだけなので、やってみる価値あり!

指しゃぶり防止マニキュアを塗る

舐めるととても苦いマニキュアを塗るという方法です。
お金はかかってしまいますが、口コミでもやめられた!という意見も多く、私も買おうか迷っていました。
とても苦いそうなので、家でできる最終手段なのかなと思っています。
口に入っても大丈夫なもので作られているので安心して試してみてはどうでしょう。

無理強いはしない

指しゃぶりに対する影響や、対処法を挙げてきましたが、無理にやめさせないことも大切です。

不安や緊張などが指しゃぶりの原因になっている場合、指しゃぶりを禁じられると不安や緊張がかえって増してしまったり、不安や緊張がほかの行動に現れてしまったりすることが考えられるためです。

しかし やはり4歳を過ぎても指しゃぶりが続く場合は、できる範囲で指しゃぶりがなくなるように方向づけていき、家庭での対応が難しいと感じる場合は、医療機関などに相談してみるのも一つの方法です。

まとめ

いつまで指しゃぶりをオッケーとするか迷いますよね。

我が家では、汚れていてもしゃぶってしまうので衛生的な問題から早めにやめさせましたが、3歳までなら問題ないとされています。

4歳以降は将来の歯並びや発音の観点からもやめさせた方が良さそうですので、いろんな対処法を試してお子さんに合う方法でやめられるようになるといいですね。

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